どんな情報であれ、自分の印象は思ったよりも変化する

人と会う機会がめっきり少なくなった。
このご時世である、仕方がない。

仕事も、対面からオンラインが当たり前になった。
このご時世である、それはそうだ。

なのだが、中にはオンラインの波に乗りたくても乗れない人も多くいる。

ものを売る人。
工事をする人。
誰かの世話をする人。

あげればキリがない。

もっと具体的に、現実的に、多角的に、客観的に、情報は集める必要がある。

それには時間がかかる。
根気もいる。
知識もいる。
すごく大変なことだ。

だから、まずは意識をしてみるのがいいかもしれない。

ただ何となくつけたテレビから得られた情報。
暇な時間に触っていたスマートフォンに表示される情報。

それは本当なのか。
だとしたら、なぜなのか。
逆の意見はないのか。

もちろん、これは立場を問わない。

たとえば、テレワークが普及していない情報を見たら、
テレワークができている人は、「なぜテレワークができない人がいるのか」考えてみる。
テレワークをできない人も、「なぜテレワークができる人がテレワークをしていないのか」考えてみる。

今は、いろんなことをすぐに教えてもらえる。
貴重な情報も、逆によく調べられていない雑な情報も簡単に手に入る。

どんな情報であれ、自分の印象は思ったよりも変化する。

人から何かを聞くときや、誰かが書いた文章を読むときは、すでに自分の印象は操作され始めていると覚悟する必要がある。

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