2021年振り返り。2022年へ

また、365日が経った。
2021年も、もう終わる。

みなさんは、今年のトピックは?と聞かれたとき、何を答えるだろうか?

きっといろいろあると思う。
きっといろいろあると思うが、ここでは東京オリンピックを振り返らせていただこう。
まあ、あの東京オリンピックだから。

僕が東京オリンピックでよく覚えているシーンは、3つある。

1つ目は、卓球の混合ダブルス金メダル獲得シーン。

テレビで決勝の様子を見ていたのだけれど、ずっと緊張しっぱなしでめちゃくちゃ疲れた。
でもそれがあったからこそ、勝ちが決まったときのあの解放感というか達成感が味わえたんだと思う。

今までスポーツ観戦していて、初めての経験だった。

2つ目は、男子4×100mリレーの決勝。

生で見ていた人なら、なんとなくわかってもらえるのではないだろうか。
日本の結果について、あえてここでは触れないけれど、もし知らない人がいたら調べてみてほしい。

あの瞬間、僕は「えー」も「そんな…」も何も出なかった。
初めて「言葉が出ない」という経験した。

誰に何を言うこともできない。
だから本当に言葉が出なかった。
今も、どう言うのが正解なのか、実はよくわかっていない。

3つ目は、時系列的に前後するが開会式。

開会式の選手入場の際に、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど、日本を代表するゲームに使われている音楽が流された。
日本の文化を世界に発信するための演出だったんだろう。

開会式はテレビで見ていた。
過去のスポーツ映像とともに、次第に盛り上がるBGM。
少しずつはっきりと聞こえ始め、「このBGMはドラクエか…??」と僕はテレビにかじりつく。

どんどんBGMが大きくなる。
このあたりで、「やっぱりドラクエだ!」と僕は確信する。

「選手入場です。盛大な拍手でお迎えください」のアナウンス。
一瞬、静寂。

そして、オーケストラによるDQの『序曲』が始まる。

鳥肌が止まらなかった。
「これは感動モノだろう…!」

あ、ちなみにちょうどこの日、家族や友だちとみんなで見ていたんだけれど、誰ひとりドラクエやったことがないので、僕ひとりで勝手に興奮していた。
今書いた僕の声は、みんな心の声である。

いいんだ、それでも。
僕は感動した。
興奮した。
ドラクエⅥを夢中になってプレイしたあのときを思い出した。
それで、いいんだ。

そう言えば…そのあと少しして、すぎやまこういちさん亡くなったんだ。
Yahoo!ニュースのコメント見ながら、悲しすぎて泣いた。
それも今年のトピックのひとつ。

素敵な音楽をたくさん生み出してくださって、本当にありがとうございます。
ご冥福をお祈りします。

思うままに東京オリンピックの思い出を書いてみたけれど、もちろん今年はそれ以外にもたくさんのことがあった。
それについては、また今度、何かのタイミングでまとめてみよう。

次は2022年。
どんなことがあるだろうか。

もしかしたら、今年よりもさらに大変な年になるかもしれないけれど、まあそれはそれで。
お互いに頑張りましょう。

今年もありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

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