酔っ払って、帰りに買ってきたカップラーメン

気がつくと、僕はいつも抽象的な話ばかりしている。
ああ、きっとはっきり言うのが恥ずかしいんだろうなと思う。

なんか小難しいこと言いたい。
ああ、今、周りの目を気にしているんだろうなと思う。

酔っ払って、帰りに買ってきたカップラーメンは、なんでこんなにおいしいんだろう。
お腹いっぱいなのに、どうしても食べたくなる。

きっとカップラーメンが僕を呼んでいるんだ。
僕を買って、僕を食べて。
そんなふうな言葉を、僕は酔っ払っているときに聞いているんだ。

でもそれは、きっとそうだろうしかわからない。
だって今シラフだし。
あのときの僕は酔っ払っているんだし。

人に迷惑をかけてはもちろんいけないけれど、なんだか酔っ払ったときの僕は楽しそう。
何も考えずに、バカみたいに笑って、ノリでカップラーメン買って、家でまたゲラゲラ笑って。
気づいたら寝てる。

文章を書くときも、そういう自分をもっと出したらいいのかなと思う。
誰かに評価されないならなおのこと。

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